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シリンダーリークゲージのおはなし

販促部  ヒロ伊藤です。

エンジンはかかる。 普通に走る。

だけど、何かへん・・・・

よくある話です。

厄介な作業になる予感!

そして、入庫した車輌を点検・作業していると
ブローバイが多い事を発見!

ここでシリンダーリークゲージの出番


プラグを取り外し、測定するシリンダーのピストンを
圧縮上死点で止めます。

アダプターをプラグ穴に締め付け

ゲージをセット↓

エアに接続して燃焼室にエアを送ります。

レギュレーターを回し圧力をどんどん上げていきます。↓

圧力ゲージ MAX

その時のリークゲージの値は?

げっ・・・

60%のリーク  壊れてる~

これを1番から4番までテスト

他の正常なシリンダーは  5%位のリーク

この時、60%リークのチェックの時
ケースから音がものすごく聞こえたので

リングの破損と予測して修理

その結果、ピストンを取り出してみると

ピストン、セカンドランドにクラック

そして、引っ張ったら簡単にランドが欠けてしまいました。

よく言う、ランド割れ

シリンダーなどに傷が入る前に作業できたので

ピストン交換とシリンダーの真円だしホーニング

で直りそうです。(その他、対策はしますが)

このゲージ

いつもはエンジンO/H前とO/H後に使います。

S1000RRのエンジン
(ヴァイタルさんのではなく他のチームのエンジン)


このエンジンも同じようにチェックしていきます。

ゲージをセットして

ほぼリークなし、(絶対に0%にはならない)

ばらす前、どこから一番リークしているか?

4気筒のばらつきはないか?

チェックします。

先ほどの様にリークゲージに数字では出てこないので

音でチェックします。

聴診器を使って

INバルブ、EXバルブ、ケース、ウォーターライン周りの

エアもれを音で確認します。

そして、このエンジンは2番のIN周りの音が他より

大きかったので2番のインレットのバルブ周りは

特に注意して作業します。

バルブとバルブシートをチェックしますが、

レーサーなのでシートカットをしていき圧縮が下がるのが

イヤなので、そのあたりを考えながらの作業になります。

そして、組みあがったエンジンをもう一度チェックして

直っているか確かめます。

また、大きく音がもれるようなら、やり直し。

漏れなければ、いいエンジンできたね。

と言うことで納品!

便利なゲージだと思いませんか?

それでは、また火曜日にバイバ~イ

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